2015年6月25日
上平小学校 音楽朝会参加
~ 詩吟・詩舞 発表会 演目 ~
「名槍日本号」
日本の武士の勇ましさを詩吟と槍の舞
「五条橋」
義経と弁慶のお話を詩吟と琵琶で
構成・編曲 市川 泉心
力強い歌声の詩吟・詩舞、タイムスリップした様な琵琶の音色・・・
勧学(泉心流教材1巻)
陶淵明作
この詩の原題は「雑詩」(題材を限定せず、自由に自己の感慨を述べたところから名づけられた)で淵明は 十二首を作ったそうです。これはその内の一首で晩年の作品であろうと言う事です。
雑 詩
<十二首の一>
人生 根帯無く 飄として
陌上の塵の如し
分散して風を逐うて轉じ 此れ已に常の身に非らず
地に落ちては兄弟と為る 何ぞ必ずしも骨肉の
親のみならんや
歡を得れば
當に楽しみを作すべく 斗酒 比隣を聚めん
盛年 重ねて來らず
一日 再び晨なり難し
時に及んで當に勉勵すべし
人の命には木の根や果実のへたのような拠り所がない。あてもなく舞い上がる路上のほこりのようなものだ。風であちこちに飛ばされて、もとの姿を保ち得ない。この世に生まれたからには、すべての人が兄弟のようなもの。血縁にこだわる必要はない。嬉しい時には、心ゆくまで楽しみ、酒をたっぷり用意して近所の人と一緒に飲もう。
若いときは二度とやってこないし、一日に二度の朝はない。楽しめるときには、精一杯楽しもう。時は人を待ってくれないのだから
原文はこんなに長く、しかも「勧学」はこの詩の終わり四行だったとは・・・
これを読んで、寸暇を惜しんで勉学に勤めなくてはと考えていたが、全文の内容を聞くと、勉励というのは勉強すると言うことではなさそうである。隣近所の人達と酒でも飲んで楽しむ事に勤めるように云っている言葉と知った。今頃本当の意味を知ってももはや間に合わないかな?いやいや、挽回しよう!
陶淵明 365-427
東晋の詩人。潯陽(じんよう)「江西省九江市(きゅうこうし)」に生まれる。名は陶潜(とうせん)、字を 淵明・元亮(げんりょう)。唐以前の代表的詩人で、世に田園詩人といわれ、酒を好み詩中酒あり。六十四歳にて没す。靖節(せいせつ)先生と諡(おくりな)される。
②声帯の老化ならびにイビキを防ぎましょう(詩吟は有効)
会員投稿
人は五十歳ごろから自分の声の衰えを意識し始めるようです。
声帯は筋肉ですから足腰と同じように衰えます。
加齢とともに声がかすれたり弱くなったり、あるいは声が出にくくなったりするのは、声の老化現象であり 男性は声が高くなり女性は低くなるのが一般的だと言われています。この声の老化を防ぐには、日々声を出して声帯を使うことが基本です。
また、就寝中にイビキをかく人は、三人~四人に一人の割合でいると言われています。 睡眠中は全身の筋肉が緩み、舌を含む、のどの周りの筋肉も緩みます。 寝ることで重力が下に落ち込み気道がより狭くなり、そこに空気が通ると周囲の組織が振動してイビキが起こります。
大きな原因は
〇 口呼吸 寝ている間に口を開いて呼吸をすることで、上気道(鼻から咽頭までの空気の通り道)が狭くなって、空気抵抗が大きくなりイビキが発生します。 この対策は 普段から鼻呼吸する意識を強めること…
〇 のどの周りの筋肉の緩みにより発生するイビキ対策としては、毎日強弱と高低をつけた発声を続けること…
この様に、声帯の老化並びにいびき対策には、日々声を出して声帯を強化することが一番効果があるということです。
私たち、詩吟を愛する泉心流の同志は、意識することなく●声帯の老化対策やイビキ防止対策を実行しているのです。
③詩吟が好きだ
石川 修泉凰
「詩吟が好きだ」 詩吟はいまや斜陽の途上にあると云う人がいますが、しかし私はそういう見方を肯定したくありません。
先日、宗家が制作された「宣伝用DVD」の中で「詩吟は声の武道であり、全身に力を漲らせて腹底から声を出す事は、自分が今まさに生きているという生命の高らかな叫びである」と述べられていますが、これぞまさしく詩吟の醍醐味だと実感します。 夢中に吟じている時、私は詩吟を趣味としたことに一種の誇りさえ感じます。
宗家は、今年の年頭のあいさつの中で「革新と飛躍」の旗を掲げられました。すでに外にむけての宣伝用紹介ビディオを制作され、より多くの人に「泉心流詩吟」を理解し共鳴してもらうための新しい詩吟のスタイルをも追及されています。
人にはそれぞれの考え方があり、当然のことながら一括りにはできません。しかし私は「詩吟が好きだ」という点では共通しています。
このすばらしい趣味を共有したいと願う人はまだ周りに沢山いるはずです。そういう人達との出会いの場を創っていく運動を活発にしたいと思います。 協力を願ってやみません。
2015年 4月 12日
泉心流 総会
桶川「べにばな館」にて
宗家より感謝状 贈呈
石川 修泉凰 殿
金子 修泉玉 殿
赤羽 修泉煌 殿
桶川 東公民館
徳川家康
東照公 御遺訓を朗々と吟ずる
赤羽 修泉煌さん
人の一生は 重荷を負うて
遠き道を行くが如し
いそぐべからず ………
(ワンスナップ)
演題は
①川中島 ②曽我兄弟
③ならやま④千曲川旅情の歌
⑤東照公御遺訓 ⑥小袖曽我
・・・で 熱唱でした。
終了後、お茶+お菓子で和やかな
懇親会…… 楽しかったが皆の弁
初代宗家・二代宗家 を囲み
記念撮影
結成1年も満たない泉心流「いずみ吟詠会」の皆さん(会員5名)、自分たちで考えられたシナリオの内容も素晴らしかったが、短期間でマスターされた吟詠力に大変驚かされた。
また日頃使用しない、「語り」「ナレーション」も大変お上手だった。
)上平公民館まつりで発表した吟題(プログラム)
・詩 吟 寒 梅 田尻 寿世
・和 歌 東風ふかば 宮沢 志乃江
・唱 歌 おぼろ月夜 会場の皆さんと共に
・唱 歌 さくら 会場の皆さんと共に
・詩 吟 さくら 石川 荘子
・和 歌 詠み人知らず 田尻 寿世
・唱 歌 荒城の月 会場の皆さんと共に
・詩 吟 古 城 西村 晃一
・詩 吟 故 郷 西村 玲子
・唱 歌 ふるさと 会場の皆さんと共に
・詩吟指導 不識庵機山を撃つの図に題す 原田 正白
・詩 吟 川中島 原田 正白
5月にふさわしい 詩吟・和歌・唱歌 をわかりやすいナレーションや語り
また宗家 市川泉心のピアノや琵琶の演奏によって、大変盛り上がり、持ち
時間の30分がアットいう間に過ぎた。
発表時の緊張も解け、近くのレストランで食事+お茶をしながら、ミーティング。
皆さん大満足の様子だった。
市川泉心先生も大満足の笑顔を連発。
2015,6月6日
上尾公民館祭り参加」
泉凰 支部
素晴らしい出来栄えに感動致しました。
貫禄の吟詠と入会間もない方の初々しい吟で、聴衆を沸かせました。